電子書籍「ネット文庫星の砂」

「ネット文庫星の砂」、「スターダストノベルス」はAmazon Kindleの電子書籍レーベルです。小説投稿サイトのコンテストを経て受賞に至った作品を電子書籍化し出版しています。当ブログでは新刊情報、お知らせ、特集・イベントなどを更新していきます。

青春

和菓子職人を目指す少年の成長譚「スイーツ・ロード」 - 藤井佳奈

スイーツ・ロード - 藤井佳奈 内容紹介 「いつかきっと」 山野が顔を上げた。僕は笑って、思っていたこととは別の言葉を続ける。 「いつかきっと、日本一の和菓子を作る」 「俺は世界一だ」 「知ってる」 僕達は顔を見合わせて笑った。 第15回星の砂賞【優秀…

妬ましさと同時に感じたのは、“近付きたい”という思い「ギャルバン♪」 - 滝沢朱音

ギャルバン♪ - 滝沢朱音 内容紹介 「三好さん、すごいね!」 「ベースやってたんだ。うますぎ」 ざわざわしてる中、曲は中盤にさしかかり、ド派手なドラム ソロに突入。 吹奏楽部の他のメンバーたちは手を止め、それぞれの楽器をリズムにあわせて揺らし、ス…

"透明症候群"の少女を巡る、三人の物語「透明少女と恋の花」 - 猫ケモノ

透明少女と恋の花 - 猫ケモノ 内容紹介 あの日、俺は大切な人を守れなかった。 俺の眼の前で、姉さんは消えてなくなってしまったのだ―― 第14回星の砂賞【審査員特別賞】受賞作品透明症候群――極度のストレスを感じることにより、人体を構成する分子が減少、姿…

内気な彼と、強気な彼女と、ただの友達の私の話。「同級生」 - 鳳家実秋

同級生- 鳳家実秋 内容紹介 私には近所に住む気の弱い同級生がいた。その朝、学校に行くため自転車で家を出ると、家の裏の道で人だかりができていた。 家の裏は川の土手となっていて、そこが私の通学路となっていた。 私も何事かと思い行ってみると、やじ馬…

そこに楽園はあるか「不幸な二人は幸福に消える」 - 阿波野治

不幸な二人は幸福に消える - 阿波野治 内容紹介 顧みれば、七か月間、夏休みの一か月半を除いても半年近くもの間、耐え忍んでこられたのが奇跡に思えた。孤独感に耐え切れなくなったのではない。この世界が発信する、「孤独をよしとするのは異常だ」という無…

乗馬を通じたひと夏の成長譚「ぼくの駈歩の夏を」 - たんぼず

ぼくの駈歩の夏を - たんぼず 内容紹介 なんだか体から力が抜けて、大の字で寝そべる。すると、早紀おばさんの言葉がもう一度頭に浮かんだ。 “あなたならきっとできるわ。頑張ってね”――父さんからも、母さんからも、一度に言われたことがない。頑張れとか、…

皆の憧れの隣の男子は……実はめちゃくちゃ○○でした!「笑撃ロマンチック」 - 那柚

笑撃ロマンチック- 那柚 内容紹介 衝撃……いや笑撃は、中三のクラス替えと共にやってきた。 体育館で行われた始業式の後、加賀美ヶ丘中学。三年二組のホームルーム。 高校受験を控えた最後の一年という事で、毎朝小テストが行われる旨を聞かされ、ブーイング…

この恋は、偽物だ。「イッセンチメートルの恋」 - 奈木野ここち

イッセンチメートルの恋- 奈木野ここち 内容紹介 「さむっ……」 校舎を出ると、冷たい北風が頬を叩きながら通り過ぎた。 私が寒いのは、季節が冬だからではない。元カレが今カノと手を繋いで、目の前を通り過ぎたから。好きな人が出来たから別れようといわれ…

ある夏の思い出「うみのいろ」 - 町田英

うみのいろ- 町田英 内容紹介 片田舎にあるこの小さな高校に転校生としてやってきた須田昭仁は垢抜けた雰囲気を持っており、それだけで注目の的となって、あっという間に一目置かれる立ち位置に収まってしまった。みなが遠巻きに須田の様子をうかがう中、最…

音楽が二人を繋ぐ。二人の思い出が語られる……「2人のMelody line♪」 - さみゅ

2人のMelody line♪- さみゅ 内容紹介 ふわり。ふわり。 ピアノの奏でる綺麗なメロディライン。 第10回星の砂賞 高校生部門 優秀賞受賞作品 佐伯原 碧里(さえきはら みどり) オーボエ ×城山 飛鳥(しろやま あすか) ピアノ 放課後に音楽を通して出会った2人。 …

強くてたくましい、大好きなお姉ちゃん。だけど……。「ねえちゃん」 - 万里小路 頼光

ねえちゃん- 万里小路 頼光 内容紹介 「おい、だらしないなあ。男だろ。そんなことで泣くな」 幼いころからずっと、僕の目の前には、逞しい『ねえちゃん』がいた。 僕が四歳の時、家の隣に引っ越してきたねえちゃん。本名は水上有紀といい、僕より一つ年上の…

複雑怪奇な恋の行方は「こいぶみパズル」 - 界達かたる

こいぶみパズル - 界達かたる 内容紹介 彼女と俺の関係は、簡単に言えば幼馴染だ。 ただ、それは簡単に言えばの話であり、簡潔に表現すればの話であり、実際はもっと複雑な関係である。 第15回星の砂賞 審査員特別賞幼馴染の二人。病的なまでに甘えん坊なミ…

小柄なチューバ奏者×年下フルート男子「──どんなに、どんなに。」 - 宝ひかり

──どんなに、どんなに。 - 宝ひかり 内容紹介 ――環菜先輩、もう、遅いですか 雅環菜(みやび かんな)は吹奏楽部でチューバを吹く、高校二年。 しかし、高校入学から一年が経った最中、新入部員の中に、中学の頃すれ違ってしまった嶌梓(しま あずさ)を見つけて…

怖~い不良男子くんの、ホントのココロは……?「恋は突然に☆」 - ゆず

恋は突然に☆ - ゆず 内容紹介 「あーん、もう! また負けた!」 「サエコ、弱過ぎ!!」 あたしは昼休みにトランプでババ抜きをしていた。それが不思議なことに、一回も勝てないの。なーんで? 「ねー、お願い! もう一回だけ! ねっ、お願い!」 一緒にトラ…

「潮騒の答え」 - 鳳家実秋

潮騒の答え - 鳳家実秋 内容紹介 少年、龍弥はいつも考えていた。海を見ながら、波音を聞きながら。 なぜ《とき》は過ぎるのか。《とき》はどうして流れていくのか。と。 彼は、日々過ぎ去っていく毎日をなげいていた。何かに夢中になっても、ただぼーっとし…

せっかくのクリスマスが……!「こびとになったクリスマス」 - たんぼず

こびとになったクリスマス - たんぼず 内容紹介 失恋した受験生の奈々。 クリスマスもひとりぼっちで、何もかもがうまくいかなくて。嫌になった彼女に起きた、クリスマスの奇跡。 第11回星の砂賞 審査員特別賞窓から射し込む光で、茜色に染まる教室。 時折運…

森の中で出逢ったのは、鬼の少年――「隠夜の鬼」 - 朔雲みう

隠夜の鬼 - 朔雲みう 内容紹介 「それなら、とっておきの話があるよ」 「えっ、なになに!?」 卓から身を乗り出すようにして訊くと、祖母はにやりと笑い、つくったような低い声音で言った。 「鬼が出るんじゃ――」 第8回星の砂賞 優秀賞受賞作品 夏休み―― 田舎…

雪の降る日、凍った涙を溶かすのは「笑顔の前に」 - 神在琉葵

笑顔の前に - 神在琉葵 笑顔の前に 内容紹介 買い物を済ませて外へ出ると、空から白い雪がちらほらと舞い降りていた。過剰な暖房と人いきれのせいで熱くなった私の頬に、冷たい外気は心地良い。だけど、雪は嫌い。 雪は悲しい記憶を思い出させてくれる。不安…

目が覚めたらそこは……一九八六年四月ぅー!?「グローリーデイズ」 - 那柚

グローリーデイズ - 那柚 内容紹介 「やだよ、この子は。まだ寝ぼけてるんだから」 その口調がおばあちゃんにそっくりで、よく見れば顔もどことなく似てる様な……。 しかもアタシを見て、「麗子」って、ママの名前まで呼んで……。 第9回星の砂賞 優秀賞受賞作…