2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「第18回星の砂賞」! 「ネット文庫星の砂」の姉妹サービス、小説投稿サイト「小説家のたまご 星の砂」では、2019年4月現在「第18回星の砂賞」を開催中です。サイト内に投稿頂いた小説作品限定のコンテストとなります。 「第18回星の砂賞」概要 ○応募につい…
過剰防衛 - ST 内容紹介 正直、恐ろしかった、撥ねられるのももちろんだが、引き鉄を引きたくもなかった、出来ることなら安全な場所に逃げ込んで暴走車をやり過ごしてしまいたい……。 しかし、自分の背後にはまだ大勢の人たちがいる。 第17回星の砂賞 審査員…
大阪Romanesque~In side my heart~ - 那柚 内容紹介 ジリジリと照りつける太陽――。 手を繋いで砂浜を彼女と笑いながら歩く。 隣を歩く彼女の顔は、大きな麦わら帽子に隠れてよう見えん。 どうしても笑っとる顔が見たくて、俺は手を離して走り出す。 俺を笑…
少女から刺されたナイフの傷は浅い - 界達かたる 内容紹介 驚駭と痛苦に顔を歪めていると、視界に誰かの顔が入ってきて、太陽の光を塞いだ。苦しく細めた目で見たその顔は、全く見覚えのない、少女の顔。 見も知らない少女が、僕の体に乗っかって、笑ってい…
たまゆらの少女~見つめる影~ - 朔雲みう 内容紹介 眼下に巣食う夜の街は、背後の夜空が霞んで見えるほど光に満ち溢れている。 「この光の数より、もっとたくさん人間はいるのね」 ふふっと微笑み、少女は踊るように鉄柵を渡った。 艶やかな黒髪が夜風に舞…
春の陽だまりに、死神は舞い降りて - 朔雲みう 内容紹介 目を引いたのは、彼の右手に握られた大きな鎌だった。少年の背丈ほどもある長い柄の先には大きな刃物が留められ、鋭利な弧を描いている。 少年は無言で沙絵を見つめると、沈黙を破るように落胆の溜息…
恋心360° - 遠山海月 内容紹介 海辺に聳える観覧車。 国内でも有数の大きさらしい。 この観覧車が一周するまでの15分で俺の人生が決まる。 かもしれない。 第4回星の砂賞 審査員特別賞受賞作品一目惚れした素敵な女性に、ずっと一緒にいて欲しいと思う主人…
あたり。 - KO・HANA 内容紹介 福岡は真夜中のゴミ回収が普通。 田舎出身の俺はつい、忘れる。だって、朝8時くらいだろ普通は?……で、やってしまった。 月一の缶回収日、夜中に出すのを忘れた。俺は袋いっぱいの缶をどうしようか迷う。 部屋に戻すにも場所…
夜空に紡ぐ夢~花火師の娘~ - ありしょう 内容紹介 「花火って作るのに何ヵ月もかかるくせに、一瞬で散っちゃうでしょ。儚すぎて、あんまり好きじゃないの」 第17回星の砂賞 優秀賞受賞作品夜空に一瞬だけ咲いて消える打ち上げ花火。 それは亡き人々への鎮…
「ネット文庫星の砂」とは 「ネット文庫星の砂」はAmazon Kindleの電子書籍レーベルです。小説投稿サイト「小説家のたまご 星の砂」のコンテストを経て、受賞に至った作品を電子書籍化し出版しています。hoshi-suna.jp 当ブログでは「ネット文庫星の砂」の新…