サスペンス
帝都で探偵はじめました 弐~幽霊坂の殺人~ - 菱沼あゆ 内容紹介 「ふうん。霊の出る屋敷ね。そういえば、幽霊の出るいいホテルがあるのよ」 「いえあの、幽霊が出る場所を探しているわけではないのですが」 そう夏樹は言ったのだが、 「恐ろしいことにはね…
廃墟に行こう! - 因幡 雄介 内容紹介 セミが大合唱し、蚊が吸血鬼のように人を襲い、蜘蛛が恐ろしくでかい罠を張る季節。 誰もいなくなったホテルに、二人の男女がやってきた。 そのホテルは、山の上にあり、周りは木に囲まれていた。六階建ての建物で、ガ…
【2020年】スマホで読めるホラー小説特集! スマホでサクサク読める、最恐に震え上がる"ホラー小説"を集めました。 眠れない夜のお供にいかがですか? 【2020年】スマホで読めるホラー小説特集! 1. 君と私のリンカーネイション/北川葉 2. ブアメードの血/…
帝都で探偵はじめました 弐~幽霊坂の殺人~ - 菱沼あゆ 内容紹介 「鷹司巴さんですね? 先日、幽霊坂で殺された、古川(ふるかわ)静音(しずね)さんの殺害容疑が貴女にかかってるんですが。少しお話お聞かせ願えますかね?」 「……古川静音」 と口の中で呟いた…
リアル・ノベル - ありしょう 内容紹介 ――朝。目を覚ました俺は、顔を洗うためベッドから這い出た。しかしその直後、何かに躓いて転びそうになった。 「痛っ……え?」 寝ぼけ眼だった俺は、目の前のソレを見た瞬間、一気に目が覚めた。 朝目覚めると、俺の部…
ブアメードの血 - ヒビ・ヒビキ 内容紹介 「殺す……殺してやる」 刃物が肉を切り骨を絶つ。赤い鮮血が降りかかるが、気に留めない。 ただひたすらに本能の赴くままに、肉を切る。 第17回星の砂賞【佳作】受賞作品ある一軒家で四肢、頭部が切断された女性の死…
帝都で探偵はじめました~黄金の裸婦~ - 菱沼あゆ 内容紹介 「私、人を殺しました。 私が殺した人を探してください――」 時は昭和初期。 画家になる、と家を飛び出した鷹司夏樹はある日、義妹・欄子に呼び出される。 欄子が言うには、うっかり人を殺してしま…
「鍵使い」 - 関谷俊博 内容紹介 僕は全ての記憶を失っていた。僕は誰だろうか。 「鍵使い」 呪文を唱えるように、医師は口にした。 「鍵使い…何だ、それは」 「何って…あんたが言った言葉だろう。こっちが聞いてるんだろうが」 医師の言葉が急にぞんざいに…
パラレルワールドの少女 - 山吹あやめ 内容紹介 『どうか、お元気で』 あまりにも短い手紙を、抱きしめる―― 第15回星の砂賞「審査員特別賞」受賞作品 青春×SFの新たな金字塔! 物理実験室で出会ったセーラー服の少女は言った。「あなたはパラレルワールド…
紙の森 - 皇月ノエル 内容紹介 「紙」がなくなってしまった。 それも、ある日突然に。 ことが起こってから三年が経つけれど、僕はまだこの毎日に慣れていない。 第17回星の砂賞「審査員奨励賞」受賞作品 世界から、あらゆる紙がなくなった世界。不効率な世界…
旅は道連れ - 遠山海月 旅は道連れ 内容紹介 華やかに飾られた居並ぶ店先を散策していると、不意に誰かに腕を掴まれた。 ビクッ。 身体が震えた。 恐る恐る振り向くとヨレヨレボサボサのズングリとした中年の男だった。 男はわたしを睨みながら下卑た笑みを…
過剰防衛 - ST 内容紹介 正直、恐ろしかった、撥ねられるのももちろんだが、引き鉄を引きたくもなかった、出来ることなら安全な場所に逃げ込んで暴走車をやり過ごしてしまいたい……。 しかし、自分の背後にはまだ大勢の人たちがいる。 第17回星の砂賞 審査員…
少女から刺されたナイフの傷は浅い - 界達かたる 内容紹介 驚駭と痛苦に顔を歪めていると、視界に誰かの顔が入ってきて、太陽の光を塞いだ。苦しく細めた目で見たその顔は、全く見覚えのない、少女の顔。 見も知らない少女が、僕の体に乗っかって、笑ってい…
たまゆらの少女~見つめる影~ - 朔雲みう 内容紹介 眼下に巣食う夜の街は、背後の夜空が霞んで見えるほど光に満ち溢れている。 「この光の数より、もっとたくさん人間はいるのね」 ふふっと微笑み、少女は踊るように鉄柵を渡った。 艶やかな黒髪が夜風に舞…