電子書籍「ネット文庫星の砂」

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失われた記憶、謎めいた呼び名の秘密とは「鍵使い」 - 関谷俊博

「鍵使い」 - 関谷俊博


鍵使い

内容紹介

 僕は全ての記憶を失っていた。僕は誰だろうか。
「鍵使い」
 呪文を唱えるように、医師は口にした。
「鍵使い…何だ、それは」
「何って…あんたが言った言葉だろう。こっちが聞いてるんだろうが」
 医師の言葉が急にぞんざいになった。苛立ち始めたようだ。鍵使い…何かを思い出せそうな気がしたが、頭が酷く痛み始めた。

 
第15回星の砂賞 審査員特別賞

記憶を喪失した蓮は、妻を名乗る凛子と奇妙な共同生活を始める。
ウサギや太陽、空や雲をスケッチブックや窓ガラスに描き始める凛子。そんなとき入った一本の電話。

「私だ…鍵使い…仕事だ」

壊れてしまった心。それでも寄り添い合う二人。哀しみは透きとおり、海の風に舞っていく。

 

編集部より

謎めいた呼び名、「鍵使い」の意味とは。
失われた記憶に隠された主人公の秘密とは。
読み進める手が止まらない作品です!


鍵使い (ネット文庫星の砂)

鍵使い (ネット文庫星の砂)