スマホで読める!SF作品特集!
本格SF、タイムトラベル、スペースオペラ、サイバーパンク、ロボット・アンドロイドもの、セカイ系作品、スコシ(S)・フシギ(F)なライトSFなどなど……ひとことで「SF」と言っても様々な物語があります。
今回はそんなSF小説の中からおすすめの作品を集めました。
スマホでサクサク読めるから、スキマ時間にもぴったりです♪
1. 未来人は魔法世界を楽しく魔改造する/まさかミケ猫
◆内容紹介
俺はどうしようもなく赤ん坊だった。
視界はぼんやりしていて、体を動かそうにも力が入らない。だんだんと何をするのも億劫になってくると、小さく欠伸を漏らし、暖かい布に身を委ねた。
ふと、甘い匂いに鼻をくすぐられ、無意識に母の乳房を探す。
「※※※※、※※※※※? ※※※※※……」
優しい声色にホッとして目を閉じた。抱き上げられる感覚とともに、ゆっくりと意識が遠のいていき、そのまま静かな眠りに落ちて――
<第一回スターダストノベル大賞 【大賞】受賞作品!>
【ファンタジーな世界でSFを再現するには……?】
死の際に見ていた『赤ん坊になる夢』。
それはただの夢ではなく、別の世界での新しい人生の幕開けであった。
技術の発達した未来世界から、魔法や魔道具のある別世界へ。魔道具職人の次男リカルドとして生を受けた彼は、前世の知識を活用していろいろなモノを作っていく。
文明レベルは低く、文化・慣習の違いに戸惑うことも多い。乗り越えるべき難題もそこかしこに存在している。
それでも、リカルドは自分の価値観を軸に世界を魔改造しながら、みんなを笑顔にしていくのだった。
★編集部オススメ
”第一回スターダストノベル大賞 【大賞】受賞作品!”
受賞時より加筆修正パワーアップして贈る「未来人は魔法世界を楽しく魔改造する」第一巻。
SFとファンタジーの邂逅、真摯でひたむきな主人公、彼を支える周囲の人々、そして予想できない展開と、見所を挙げればきりがない魅力溢れる作品です! 普通の異世界ファンタジーとは一味違った物語、その世界をぜひお楽しみください!
2. いつか目覚める君、もう目覚めない僕/界達かたる
◆内容紹介
「ねえ、時也君。夜にここ来たら、怒られるかな」
小学五年生の冬。少女が訊く。黒い髪がまだ背中まで伸びていた頃で、話し始める時はいつも、おそるおそる相手の顔色をうかがうように微笑む。それが彼女の癖だった。
<第18回星の砂賞 【優秀賞】受賞作品!>
意識不明の患者との会話を可能にする次世代型医療機器、
『機械仕掛けの記憶(メモリア・エクス・マキナ)』
通称MeM(メム)。
少年はMeMを使うことで、植物状態である幼馴染の少女・日々佳と会話することができていた。
しかし、彼女の記憶から弾き出される機械染みた言葉に、少年は少しずつ彼女への本当の想いを見失っていく……。
★編集部オススメ
”機械仕掛けの記憶”
舞台はおそらく、いまよりもすこしだけ未来。『MeM』という意識のない患者とのテキストチャットを可能にしたコンピュータが開発されます。主人公の少年は『MeM』により事故に遭って眠り続けている幼馴染の少女と会話することができるようになりましたが……?
緻密に計算され張り巡らされた伏線、構成倒れにならない胸に訴えかける物語、それらを支えるたしかな文章力。小説コンテスト「第18回星の砂賞」で三田先生が激賞し、最高賞である「優秀賞」に選出されたのも納得の作品です。
読み終えたとき、たしかに心に残るものがあると思います。珠玉の物語をぜひお楽しみください!
3. パラレルワールドの少女/山吹あやめ
◆内容紹介
『どうか、お元気で』
あまりにも短い手紙を、抱きしめる――
<第15回星の砂賞 【審査員特別賞】受賞作品!>
青春×SFの新たな金字塔!
物理実験室で出会ったセーラー服の少女は言った。
「あなたはパラレルワールドを信じますか?」
ひと夏のボーイ・ミーツ・ガールは、思いもよらぬ展開を迎え……?
★編集部オススメ
”あなたはパラレルワールドを信じますか?”
高校生たちを主人公に据えた青春小説であり、SF作品であり、ミステリーの要素もある。非常に"練られた"傑作です。
最後まで読み終えてから表紙を見返したとき、あなたはきっと心を震わせるはずです。ぜひご一読を。
4. AI彼女/因幡雄介
◆内容紹介
恋愛はファンタジーだと思う。漫画やアニメの主人公はよくヒロインに恋をするけれど、感情移入のしかたがわからない。二次元なのだから彼女の容姿がいいのはあたりまえだし、そうしなければ売れないだろう。妄想する彼女はどれもアニメ調で、たまに俺はおかしくなったのではないかと苦笑してしまう。
いてもいなくてもどっちでもいい。それが俺の彼女の定義だ。その点、AI彼女は本物みたいだが、優しく相手にしてくれるところが、やはり現実的ではない。女子高生だとこうはいかない。優しくない男は、一次試験で切られてしまう。
<第17回星の砂賞 【審査員特別賞】受賞作品!>
二黒将志は受験勉強中、スマートフォンの無料アプリ『AI彼女』で、AIのやよいと会話を楽しんでいた。
『十五センチ。ここにきて。いいもの見せたげる』
やよいから突然受け取ったメッセージ。
二黒はその謎を解明したくなり、山奥へと足を踏み入れた……。
★編集部オススメ
”受験生とアプリの中の彼女が織りなす近未来SF日常譚”
『AI彼女』という無料アプリである「やよい」。「彼氏」として登録した将志は、彼女とのチャットでの会話が楽しみになっていました。
しかしあるとき、やよい『十五センチ』という謎のメッセージを残します。意味を尋ねても答えてはくれず、困惑する将志。
果たして"十五センチ"の意味とは? 「やよい」の真意は?
その続きはぜひ作品でお楽しみ下さい!
SF小説 まとめ
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※詳しくはこちらの記事もご覧ください↓
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