過ぎ去りし日々の思い出- まんぼう
内容紹介
私がそこで働いたのは、ほんの数年でしたが、今思うと随分色々な事が思い出されます。
そこは東京の都心から、小一時間余りの場所にありました。
広い敷地に沢山の樹木や草花が植わっており、その中にお座敷が幾つも点在していました。
第9回星の砂賞 審査員特別賞
東京の郊外にひっそりとありました料亭。そこでわたしが働いていた頃の思い出を良かったら語らせて戴きたく存じます。
宜しかったら……
編集部より
料亭での仕事や人間関係、心温まる思い出の数々。それらがとても上手に描かれていて、読んでいる途中にも関わらず何度も感動してしまいました。
人間関係と聞くと、誰しもが固いイメージを抱いてしまうかもしれませんが、登場人物のそれぞれがとても温かい心を持っているので、何度も心を動かされてしまいます。
ぜひ、お手元に取って読んでみて下さい!